横浜市営地下鉄線の走行音
・ブルーライン…3000S形 3000R形 3000N形 3000A形 2000形(全廃) 1000形(全廃)
・グリーンライン…10000形
3000S形 |
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VVVF(IGBT)・140KW |
製造初年:平成17(2005)年 |
ブルーラインワンマン化に伴い2000形の置き換え用に2000形の一部機器を流用して製造された車両。3000形の4次車に分類される。車体は3000R形と同じで、足回りは主電動機・制御装置は3000R形と同じものが新製され、台車、空気圧縮機や補助電源装置は2000形のものを流用している。6連8本48両が在籍する。
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3000R形 |
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VVVF(IGBT)・140KW |
製造初年:平成16(2004)年 |
老朽化した1000形の置き換え用に製造された車両。3000形の3次車に分類される。車体には若干のマイナーチェンジが加えられているが、足回りは2次車(3000N形)からほとんど変更はない。6連14本84両が製造され、現在横浜市営地下鉄では最大勢力となっている。
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3000N形 |
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VVVF(IGBT)・140KW |
製造初年:平成11(1999)年 |
湘南台開業時に増備された形式。3000形の2次車である。車体は丸みを帯びた1次車に対し直線的となった。制御装置は三菱製で、横浜市営地下鉄初のIGBT車である。6連7本42両が在籍する。
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3000A形 |
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VVVF(GTO)・140KW |
製造初年:平成4(1992)年 |
あざみ野開業時に増備された形式。横浜市営地下鉄初のVVVF車で当初3000形を名乗ったが、ATO・ワンマン改造時に3000A形と呼ばれるようになった。側扉は2000系に比べ15cm広いセミワイドドアで、以降の増備車はすべてこの幅となっている。制御装置は三菱製でモーター出力は140KW。6連8本があり、他の形式と共通運用で活躍中。今後は、3000V形に置き換えられ、2022年度までに全廃される見込みとなった。
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2000形 (全廃) |
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電機子チョッパ・140KW |
製造初年:昭和59(1984)年 |
新横浜・舞岡開業時に増備された形式。電気子チョッパ車である。6連9本が製造されたが、導入が予定されているATOとワンマン運転に対応できないとして、8本は3000S形に台車や補助電源装置などを提供、残りの1本も2006年12月をもって廃車され、全廃となった。電機子チョッパ車(量産された形式)の形式消滅は日本では阪神7001形に次いで2例目であるが、阪神は制御装置換装と改番(2000系へ)を行い2011年まで活躍した(車体や台車はもちろん、主電動機までそのまま流用された)ため、完全に全廃となったのは本形式が日本初である。
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1000形 (全廃) |
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抵抗・120KW |
製造初年:昭和47(1972)年 |
1号線(現ブルーライン)開業時から活躍した車両。当初3連で登場したことから、湘南台寄りの先頭車は横浜市営地下鉄唯一の制御電動車となっている。また、当初は非冷房であったが更新時に冷房化された。3000R形増備により廃車が開始され、3000S形が出揃った平成18年12月をもって全廃となった。
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10000形 |
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VVVF(IGBT)・135KW |
製造初年:平成18(2006)年 |
グリーンライン開業時から活躍する車両。試作車2編成が平成18年に製造されたのち、翌平成19年から量産車が製造されたが、大きな変更点は無い。都営大江戸線と同じくリニアモーターを用いたミニ地下鉄で、車体長は16m級。制御装置は三菱製で、全車オールMの4両固定編成を組んでいる。車番は、将来の6連化を見越して3、4号車を欠番としている。
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