電車のモーター音のページ

京王線の走行音


5000系    9000系    8000系    7000系    6000系(全廃)


5000系 京王5000系
VVVF(SiC)・150KW
製造初年:平成4(1992)年

 京王初の座席指定列車、「京王ライナー」用に製造された、ロングシートとクロスシートに転換できるデュアルシートを採用した通勤車。足回りは8000系10連の更新車とほぼ同じで、制御装置は日立製、主電動機は150KWの全密閉式となっている。ただし、駆動装置は8000系がWNなのに対し、こちらはTDとなっている。座席指定列車はクロスシートで、その他の列車はロングシートで運転される。運用は、座席指定以外の列車も含め独立しており、他の形式と共通運用ではない。都営新宿線にも直通可能だが、都営線内をクロスシートで運転される列車は設定されていない。10両固定編成が6本あり、京王の看板列車として活躍中。

LCD周り金色(1次車)
車両番号:5035 種別・行先:区間急行 橋本 収録区間:京王多摩センター→橋本
最高速度:100km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'20.2.18収録
音(YouTube) 10:43 
音は8000系10連の機器換装車とほぼ同じですが、8000系のWN駆動に対し、こちらはTDとなっています。2017年に製造された1次車での収録で、LCD周りは金色です。

LCD周り白色(5736F)
車両番号:5036 種別・行先:区間急行 橋本 収録区間:京王多摩センター→橋本
最高速度:100km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'20.2.14収録
音(YouTube) 10:43 
2019年に増備された、5736Fの走行音です。LCD周りが5735Fまでのゴールドに対し、白色となっています。

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9000系 京王9000系
VVVF(IGBT)・170KW
製造初年:平成13(2001)年

 6000系置き換え用として製造された4扉ロングシート車。モーター出力は8000系の150KWに対し170KWにアップされた。6000系同様地上線用0番台と地下鉄直通用30番台が存在する。0番台は4M4Tの8両固定編成のみ、30番台は5M5Tの10両固定編成のみが存在している。0番台は、 6000系・7000系2連と併結可能となっている。現在、0番台は京王線内の各停を中心に、30番台は都営新宿線直通運用の他、地上線の運用にも入っている。なお、当初は京王線内では加速度2.5km/h/s、都営新宿線内3.3km/h/sであったが、現在は京王線内でも3.3km/h/sとなっている。

0番台(加速度2.5km/h/s)
車両番号:9001 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:京王多摩川→若葉台
最高速度:100km/h マイク:CM-S330 収録日:'03.11.23録音
音(YouTube) 8:59 
制御装置は日立製。登場時の加速度は2.5km/h/s。

0番台(加速度3.3km/h/s)
車両番号:9006 種別・行先:各停 橋本 収録区間:京王堀之内→橋本
最高速度:105km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'18.12.24収録
音(YouTube) 7:49 
相模原線を行く9000系0番台の走行音です。0番台の車内は、妻面の窓の存在と化粧板の色、側扉の化粧板と窓の形、側窓が通常のガラスで日よけがある、ドア上にLCDが無いなど、30番台とは異なる点が多いです。

0番台(加速度3.3km/h/s)
車両番号:9006 種別・行先:各停 橋本 収録区間:京王多摩センター→橋本
最高速度:100km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'06.12.31録音
音(YouTube) 10:56 
加速度は3.3km/h/sとなった現在の走行音です。

30番台(LCD無し)
車両番号:9032 種別・行先:区間急行 橋本 収録区間:京王多摩センター→橋本
最高速度:100km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'21.11.11収録
音(YouTube) 10:37 
9000系30番台のうち、最初の5編成は、ドア上のLCDが装備されていません。車外の種別・行先表示器が小型なのも特徴です。

30番台(LCD設置車)
車両番号:9041 種別・行先:各停 橋本 収録区間:京王永山→橋本
最高速度:100km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'19.2.10収録
音(YouTube) 12:28 
快晴の相模原線を行く通常の9000系30番台の車窓動画です。若葉台から収録しようとしたのですが、カメラがフリーズし再起動したため、京王永山からの公開です。この車両は、75~90km/hくらいの加減速時に低音が聞こえ、まるでTD車のような加速音になります。

30番台(緩解音異音)
車両番号:9030 種別・行先:各停 橋本 収録区間:若葉台→橋本
最高速度:110km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'18.12.24収録
音(YouTube) 15:29 
快晴の相模原線を行く9000系30番台の車窓動画です。この車両は、緩解音が少しかすれており、小田急3000形や4000形のような緩解音となっています。緩解音が通常のデハ9030の走行音(2013年収録)を下方で公開しています。

30番台(完全逆光テスト)
車両番号:9294 種別・行先:区間急行 本八幡 収録区間:橋本→京王多摩センター
最高速度:105km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'19.1.2収録
音(YouTube) 10:55 
朝の列車で、東側を向いて収録したものです。橋本~多摩境では、太陽が完全に映り込みます。補器類を搭載したM2車での収録です。

30番台(加速度3.3km/h/s)
車両番号:9033 種別・行先:各停 橋本 収録区間:若葉台→橋本
最高速度:105km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'13.3.3録音
音(YouTube) 16:43 
現在は京王線内でも加速度が3.3km/h/sとなっています。京王堀之内発車時の非同期音が面白いことになっています。

30番台(加速度3.3km/h/s)
車両番号:9030 種別・行先:各停 橋本 収録区間:若葉台→橋本
最高速度:105km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'13.10.13録音
音(YouTube) 16:44 
最終増備車です。自動放送が装備されています。

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8000系 京王8000系
VVVF(GTO)・150KW
VVVF(IGBT)・150KW
製造初年:平成4(1992)年

 5000系の置き換えと輸送力増強用として製造された地上線用4扉ロングシート車。京王初の量産型VVVF車でモーター出力は150KW。前面デザインは曲面に大窓を配置したスマートなもので、グッドデザイン賞を受賞した。9000系登場後も看板車両としての地位は変わらず、この点は一昔前の5000系と6000系の関係に似ていた(現在は2代目5000系が看板車両となっている)。当初4、6、8両固定編成が製造され、最大10連を組み特急から各停まで幅広く使われ、八王子系統と高尾系統を分割併合する運用や、単独6連の運用、4+4の8連の運用もあった。他の形式と併結することはできない。加速度は、当初は2.5km/h/sであったが、現在は3.3km/h/sとなっている。なお、6連と4連については、2011年頃から常に併結した10両固定編成として使用されており、中間に入っている先頭車は中間車扱いとなり、形式もクハからサハに変更されている。2013年3月より、8730Fで日立SiCと東芝PMSMの試験が行われた。また、2014年の8703Fから更新が始まり、中間の先頭車は運転台が撤去され、完全な10両固定編成となった。さらに2016年度の更新車からは8730Fの結果を踏まえ、制御装置の換装も併せて行われ、10連は日立SiCが、8連は東芝PMSMがそれぞれ採用された。

GTO・加速度2.5km/h/s(回生失効あり)
車両番号:8010 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:多摩境→京王永山
最高速度:100km/h マイク:AT9940 収録日:'10.2.8録音
音(YouTube) 9:42 
日立GTO後期の標準的な音です。登場時の加速度は2.5km/h/sでした。南大沢では減速途中に、京王永山では高速域から回生失効しています。

GTO・加速度2.5km/h/s
車両番号:8033 種別・行先:各停 調布 収録区間:京王堀之内→若葉台
最高速度:100km/h マイク:R-09HR 収録日:'08.12.15録音
音(YouTube) 7:52 
ボルスタレス台車を装備した最終増備車の走行音です。音に大きな差は無いようです。

GTO・加速度3.3km/h/s
車両番号:8011 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:柴崎→若葉台
最高速度:110km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'21.10.19収録
音(YouTube) 17:16 
数を減らしている、日立GTO車の走行音です。駅間距離が短い各停での収録で、日立GTOの加減速音が楽しめます。WN車ですが、この車両は、高速惰行時の床振動がかなり控えめです。

GTO・加速度3.3km/h/s
車両番号:8011 種別・行先:区間急行 橋本 収録区間:調布→京王多摩センター
最高速度:110km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'13.2.26録音
音(YouTube) 17:52 
現在の加速度は3.3km/h/sとなっている。

GTO・加速度3.3km/h/s(雨天なのに空転・滑走なし)
車両番号:8255 種別・行先:準特急 橋本 収録区間:新宿→橋本
最高速度:110km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'17.10.22録音
音(YouTube) 41:17 
雨天時に先頭ユニットの一番端(8255の橋本寄り台車上)で収録したものです。空転・滑走音が録れるかと思ったのですが、全く空転・滑走しませんでした。

機器換装車(日立SiC)
車両番号:8009 種別・行先:各停 橋本 収録区間:若葉台→橋本
最高速度:110km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'19.1.13収録
音(YouTube) 16:36 
8000系の機器換装車のうち、日立SiCに換装された車両の走行音です。非同期音は東洋IGBTのような音で、変調のタイミングは西武30000系後期型に近いです。全電気ブレーキ対応で、停止直前に非同期音が下がるのが特徴的です。

機器換装車(東芝PMSM)
車両番号:8022 種別・行先:各停 橋本 収録区間:京王多摩センター→橋本
最高速度:100km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'19.2.10収録
音(YouTube) 10:10 
東芝PMSMに換装された8000系20番台の車窓動画です。非同期音は西武40000系や京急1367編成と同じタイプです。京王多摩センター始発、橋本行き各停での収録です。

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7000系 京王7000系
界磁チョッパ・150KW
VVVF(IGBT)・150KW
製造初年:
昭和59(1984)年
平成16(2004)年(VVVF機器)

 混雑緩和のため製造された地上線用4扉ロングシート車。当初は6000系と同一の足回りで製造され、界磁チョッパ制御、モーター出力は150KW。車体はステンレス車体とし、初期車はコルゲート車体、後期車はビードプレスの軽量ステンレス車体となっている。2001年から更新工事が始まり、帯の色は9000系に準じたものに変更されている。また、2003年からは更新時にVVVF化が合わせて行われた(以前の更新車ものちにVVVF化された)。2、4、6、8、10両固定と多彩な編成があり、幅広く使用されている。当初の計画では、2010年度までに全車のVVVF化を終える予定だったが、改造工事が遅れ、2012年9月をもって最後までチョッパ制御で残った4連1本がVVVF化のため入場し、全車VVVF化を完了した。なお、10連の運用の増加により一部は編成替えされ、コルゲート車体による10両固定編成が出現。この際、改番が発生している。加速度は当初2.5km/h/sであったが、現在は3.3km/h/sとなっている。5000系増備に伴い、2017年から廃車が始まった。

界磁チョッパ(加速度2.5km/h/s)(ユニット車)(消滅)
車両番号:7205 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:橋本→京王多摩センター
最高速度:100km/h マイク:R-09HR 収録日:'08.12.26録音
音(YouTube) 10:26 
音は6000系と同じ。7000系は全車がVVVF化されました。

界磁チョッパ(加速度2.5km/h/s)(1M車)(消滅)
車両番号:7422 種別・行先:各停 橋本 収録区間:京王よみうりランド→稲城
最高速度:90km/h マイク:CM-S330 収録日:'05.10.26録音
音(YouTube) 3:59 
1M車は回生ブレーキの動作範囲が狭い。7000系は全車がVVVF化されました。

VVVF(加速度2.5km/h/s)
車両番号:7421 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:京王多摩川→稲城
最高速度:90km/h マイク:AT9940 収録日:'10.2.8録音
音(YouTube) 5:49 
非同期音は9000系より若干低め。歯車比は1:5.31のままなので、回転数が低いです。加速度が2.5km/h/sの頃の収録です。

VVVF(加速度3.3km/h/s)(初期車)
車両番号:7207 種別・行先:各停 橋本 収録区間:若葉台→橋本
最高速度:110km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'18.12.24収録
音(YouTube) 16:45 
快晴の相模原線を行く7000系のコルゲート車体初期車の走行音です。この車両は7711Fの中間車デハ7011として1986年3月に製造され、その後編成替え等によりデハ7011→デハ7211→デハ7207と2回の改番が行われています。

VVVF(加速度3.3km/h/s)(初期車)
車両番号:7211 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:橋本→若葉台
最高速度:105km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'13.2.28録音
音(YouTube) 15:27 
現在は加速度が3.3km/h/sとなっている。ATCに改良が加えられたようで、駅進入速度も向上しています。多摩センターには結構なスピードで進入しています。コルゲート車体の初期車のCPはHB-2000。隣の車両から賑やかな音が聞こえてきます。この車両は現在改番されています(7211→7207)。

VVVF(加速度3.3km/h/s)(後期車・LCD搭載)
車両番号:7023 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:調布→若葉台
最高速度:110km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'21.11.11収録
音(YouTube) 15:27 
7000系後期車の走行音です。ビードプレス車体の10両固定編成である、7721F~7725Fの5編成のみ、2画面LCD、自動放送が装備され、新型車両に見劣りしない内容となっています。足回りの改造内容は、他の7000系と同様で、音も同じです。

VVVF(加速度3.3km/h/s)(後期車)
車両番号:7205 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:橋本→京王多摩センター
最高速度:105km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'13.11.28録音
音(YouTube) 15:23 
ビードプレス車体の後期車の走行音。CPは低騒音型のHS-20となっている。京王堀之内停車時に隣の車両から音が聞こえてきます。

VVVF(加速度3.3km/h/s)(空転・滑走)
車両番号:7206 種別・行先:各停 若葉台 収録区間:橋本→京王多摩センター
最高速度:100km/h マイク:SP-TFB-2 収録日:'13.11.7録音
音(YouTube) 10:09 
雨天時の空転・滑走する走行音です。南大沢到着前に大滑走しています。

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6000系
(全廃)
京王6000系
抵抗・150KW
界磁チョッパ・150KW
製造初年:昭和47(1972)年

 旧型車・小型車の置き換えおよび輸送力増強、地下鉄乗り入れ用として製造された4扉ロングシート車である。約20年間にわたり304両が製造された。1972年製の車両のみ足回りが5000系に準じた抵抗制御であったが、翌1973年製からは界磁チョッパ車となった。地下鉄直通仕様車は30番台に区分された。また、混雑緩和のため5扉車が5連4本製造されたが、うち2本は4扉車に改造された。晩年は帯の色が9000系に準じたものに変更された。9000系の増備により廃車が進み、2011年3月をもって全車廃車となった。

界磁チョッパ(ユニット車・加速度2.5km/h/s)(全廃)
車両番号:6042(廃車) 種別・行先:通勤快速 若葉台 収録区間:京王多摩川→若葉台
最高速度:100km/h マイク:R-09HR 収録日:'08.11.11録音
音(YouTube) 9:55 
6000系純正10連の列車での収録です。当時、自社線内の起動加速度は2.5km/h/sでした。

界磁チョッパ(ユニット車・加速度3.3km/h/s)(全廃)
車両番号:6284(廃車) 種別・行先:快速 橋本 収録区間:篠崎→一之江
最高速度:75km/h マイク:CM-S330 収録日:'03.10.27録音
音(YouTube) 5:00 
都営新宿線内では加速度が3.3km/h/sとなっています。補機類を搭載したM2車での収録で、HB-2000型CPが賑やかです。なお、2009年6月をもって6000系は都営線直通運用から撤退しました。

界磁チョッパ(1M車・加速度2.5km/h/s)(全廃)
車両番号:6413(廃車) 種別・行先:各停 高尾山口 収録区間:府中→高幡不動
最高速度:95km/h マイク:R-09HR 収録日:'08.11.11録音
音(YouTube) 12:30 
1M車は回生ブレーキの動作範囲が狭い。デハ6400のCPはC-1000となっている。9000系との併結列車での収録です。高幡不動駅では、回生ブレーキがずいぶん速い速度で失効しています。

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