JR1(直流通勤型・直流近郊型)の走行音
(動画のページ)
205系 209系 E217系 E231系 E233系 E235系
※音声のみ/静止画+音声のページはこちらから
103系 107系(全廃) 301系(全廃) 201系 203系(全廃) 205系 207系(900番台)(全廃) 207系(JR西日本) 209系
113系 115系 211系 215系 E217系 E231系 E233系 221系 311系 313系
205系 |
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界磁添加励磁・120KW VVVF(IGBT)・120KW |
製造初年: 昭和60(1985)年 平成14(2002)年(VVVF機器) |
山手線の103系置き換え用として製造された4扉ロングシート車で、国鉄最後の量産通勤型電車である。JRになった後は東日本では続々と増備され山手線のほか、横浜線、埼京線、南武線、京葉線、武蔵野線、相模線に投入された。京葉線、武蔵野線、相模線用は、前面デザインが変わっている。一方西日本ではJR京都・神戸・宝塚線の7連4本と阪和線1000番台4連5本のみである。制御方式・主電動機は211系と共通で、界磁添加励磁制御、主電動機出力は120KW。歯車比は211系とは違い、低速向けの1:6.07となっている。音は2種類で外扇と内扇がある。E231系500番台により山手線を追い出された205系は新たに仙石線・鶴見線・八高線にも運行の場を広げた。また、武蔵野線に転出したものはVVVFインバータ化され、5000番台に区分された。転配に伴う余剰車が廃車となったほか、E233系増備により、京葉線用から編成単位での廃車が開始され、2011年7月をもって京葉線から、2014年8月をもって横浜線から、2016年1月をもって南武線(支線を除く)から、2016年10月をもって埼京線から撤退した。京葉線用の一部は宇都宮線宇都宮~黒磯間と日光線に転属、廃車車両の一部は富士急行に譲渡されたほかインドネシアに輸出された。2016年からE235系導入による玉突きでその後、山手線E235系導入による玉突きで武蔵野線用が置き換えられた。さらにE131系導入に伴い、相模線用と宇都宮線・日光線用が置き換えられ、JR東日本では全ての205系が運用を失った。現在は、JR西日本のみで活躍している。
走行音のページに205系の走行音があります。
モハ205-5037(廃車) |
各駅停車 東所沢 |
北朝霞→東所沢 |
95km/h |
'19.2.22収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
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209系 |
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VVVF(GTO)・95KW VVVF(IGBT)・95KW |
製造初年: 平成4(1992)年(900番台) 平成5(1993)年(量産車) |
103系置き換え用として京浜東北線に投入された省エネVVVF車。当初901系として3編成が試作された。3編成とも仕様が異なるが、このうちC編成のシステムが採用され量産に移された。その後半自動ドア装置を装備した3000番台が川越・八高線に、車体幅を拡大した500番台が中央・総武緩行線に、地下鉄千代田線直通用1000番台が常磐線各駅停車に投入された。901系はA編成が209系900番台、B編成が910番台、C編成は920番台となった。モーター出力は95KWと低いが、寿命半分のコンセプトの元過電流を流し、150~160KW相当にして4M6T編成で起動加速度 2.5km/h/sを確保した。京浜東北線用については2007年より早くも廃車が始まり、900番台は2007年中に全廃、0番台もE233系の増備により2010年1月をもって全車引退した。なお、500番台の一部は一時期京浜東北線で使用されたのち、京葉線に転属し、さらに8連化され武蔵野線で営業運転を行っている。0番台の半数強の車両は、足回りの換装などの改造と2000番台、2100番台、2200番台に改番を行い、房総各線で使用されている。中央・総武緩行線用はE235系導入に伴う玉突きで、八高・川越線と武蔵野線への転出が始まった。この際、全車制御装置の換装が行われた。また、八高・川越線用は半自動ドア装置が設置され、3500番台に改番された。2019年4月、中央・総武緩行線から撤退した。現在、GTO車は中央快速線に転出しE233系グリーン車組み込みに伴う予備車となっている1000番台10連2本のみとなった。
走行音のページに209系の走行音があります。
モハ209-524 |
各駅停車 三鷹 |
阿佐ヶ谷→三鷹 |
95km/h |
'18.11.2収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハ209-531 |
各駅停車 東所沢 |
武蔵浦和→東所沢 |
95km/h |
'21.12.3収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
モハ209-511 |
各駅停車 東所沢 |
武蔵浦和→東所沢 |
95km/h |
'21.11.5収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
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E217系 |
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VVVF(GTO)・95KW VVVF(IGBT)・95KW |
製造初年: 平成6年(1994)年 平成20(2008)年(IGBT機器) |
横須賀・総武快速線で老朽化した113系を置き換えるため製造された形式。総武線側の混雑が激しいため、近郊型車両としては初の4扉車となった。従来通りグリーン車が2両連結されているが、2両とも2階建てとなった。モーター・制御装置は209系と共通だが、歯数比は高速向けで音は209系とは違う。現在横須賀線・総武線・成田線・鹿島線・内房線・外房線・成田空港高速鉄道で使用され、大船~西大井間と錦糸町~千葉間では120km/h運転も行われている。2006年3月からは3編成が東海道本線に転出し活躍したが、2015年までに3編成とも横須賀・総武快速線に戻された。2007年から制御装置の更新(IGBT化)が行われ、2012年6月をもってGTO車最後の1編成が機器更新のため入場、IGBT化が完了した。その後、2020年から本系列の置き換え用としてE235系1000番台が順次投入され、2021年から廃車が始まった。現在廃車が進んでいる。
走行音のページに217系の走行音があります。
モハE217-1(廃車) |
普通 逗子 |
品川→保土ヶ谷 |
120km/h |
'21.10.14収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
モハE216-2004 |
快速 津田沼 |
錦糸町→津田沼 |
120km/h |
'21.10.12収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
モハE216-2040 |
快速 津田沼 |
錦糸町→津田沼 |
120km/h |
'21.10.11収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
モハE216-2090 |
快速 津田沼 |
錦糸町→津田沼 |
120km/h |
'21.11.16収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
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E231系 |
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VVVF(IGBT)・95KW |
製造初年: 平成10(1998)年(900番台) 平成12(2000)年(量産車) |
通勤型電車と近郊型電車の共通化を目指して209系およびE217系の後継車として製造された車両。試作車が209系950番台(現E231系900番台)として製造され、中央・総武緩行線で各種試験を兼ねて営業運転が行われた。その結果を踏まえて通勤型の0番台がまず中央・総武緩行線に投入され、老朽化した103系を置き換えた。その後近郊型の製造も開始され、続々と増備された。番台区分は通勤型が1~3桁、近郊型が4桁となっている。車体は通勤型と近郊型では仕様が異なり、通勤型は209系500番台とあまり変わらないが、近郊型はセミクロスシート車が連結され、半自動ドアを装備、トイレもついている。乗務員室は広く、前面のライトの位置が異なり、2階建てグリーン車も組み込まれている。足回りについて、主電動機は共通だが制御装置のメーカーは、通勤型は三菱、近郊型は日立となっている。通勤型は山手線用が500番台、地下鉄東西線直通用が800番台に区分されている。通勤型0番台が中央・総武緩行線と常磐線に、500番台が山手線に、800番台が地下鉄東西線直通用に、近郊型が宇都宮線・高崎線・湘南新宿ラインと東海道線に投入され、使用された。その他、相鉄10000系、都営10-300形など、私鉄にも本形式の技術を取り入れた車両が存在する。2015年から通勤型・近郊型とも機器更新が始まった。機器更新車も通勤型は三菱製、近郊型は日立製の制御装置が搭載されている。E235系導入に伴い、500番台が中央・総武緩行線へ、900番台と0番台が武蔵野線と八高・川越線へそれぞれ転配され、余剰車は早くも廃車となった。近郊型については、上野東京ラインと湘南新宿ラインを中心に使用されている。
走行音のページにE231系の走行音があります。
モハE230-518 |
山手線内回り |
品川→神田 |
85km/h |
'19.8.13収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE230-515 |
山手線内回り |
品川→東京 |
85km/h |
'20.1.2収録 |
GoPro HERO 8 Black+SP-TFB-2 |
モハE230-809 |
各駅停車 三鷹 |
阿佐ヶ谷→三鷹 |
95km/h |
'19.5.9収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE230-812 |
各駅停車 三鷹 |
阿佐ヶ谷→三鷹 |
95km/h |
'19.12.5収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE231-578 |
各駅停車 三鷹 |
阿佐ヶ谷→三鷹 |
95km/h |
'18.11.13収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE230-3587 |
普通 宇都宮 |
池袋→大宮 |
120km/h |
'18.11.26収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE230-3549 |
普通 籠原 |
赤羽→大宮 |
115km/h |
'18.10.23収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE230-3538 |
普通 籠原 |
赤羽→大宮 |
120km/h |
'21.11.4収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
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E233系 |
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VVVF(IGBT)・140KW |
製造初年:平成18(2006)年 |
E231系の後継車で、次世代通勤型電車のスタンダードとして製造された4扉車。車体・足回りはE531系をベースに制御系機器を二重化するなど、信頼性の向上を図った。E231系同様、通勤型と近郊型がある。通勤型は、中央・青梅・五日市線に0番台が投入され、のちに京浜東北線に1000番台が、常磐緩行線に2000番台が、京葉線に5000番台が、横浜線に6000番台が、埼京線に7000番台、南武線に8000番台が投入された。近郊型は東海道線・高崎線に3000番台が投入された。制御装置はE231系と同じく通勤型が三菱製、近郊型が日立製となっている。加速度は0番台のうちH編成とT編成が3.0km/h/s(当初は2.5km/h/sで、2012年末頃から3.0km/h/sに設定変更が行われ、2013年3月改正までに全車完了)、0番台の青編成と1000番台、5000番台、7000番台、8000番台が2.5km/h/s、2000番台が3.3km/h/s、3000番台が2.3km/h/s、6000番台が2.1km/h/sとなっている。小田急4000形や相鉄11000系など、私鉄にも本形式の技術を取り入れた車両が存在する。今後も増備が予定されている。
走行音のページにE233系の走行音があります。
モハE232-1201 |
各駅停車 南浦和 |
鶯谷→王子 |
90km/h |
'19.8.13収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE232-2206 |
各駅停車 向ヶ丘遊園 |
下北沢→向ヶ丘遊園 |
90km/h |
'21.12.23収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
モハE233-7405 |
各駅停車 武蔵浦和 |
浮間舟渡→武蔵浦和 |
95km/h |
'19.12.5収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE233-7405 |
各駅停車 新宿 |
西谷→西大井 |
110km/h |
'21.10.22収録 |
GoPro HERO 9 Black+SP-TFB-2 |
モハE232-3403 |
普通 籠原 |
赤羽→大宮 |
120km/h |
'18.11.13収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
モハE232-3413 |
普通 籠原 |
赤羽→大宮 |
120km/h |
'18.10.18収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
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E235系 |
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VVVF(SiC)・140KW |
製造初年: 平成27(2015)年 |
E233系に続く次世代の通勤型電車として製造された車両。車体は、「sustina」と呼ばれる雨樋も含めフラットな外板が特徴の軽量ステンレス車体が採用され、スマートな見た目となった。足回りは、制御装置は新開発のSiC素子による三菱製VVVFインバーター装置で、主電動機はJR東日本初の全閉式MT79となった。出力は140KWでE233系と同じだが、歯車比は209系やE231系と同じ1:7.07に戻った。最初に製造された0番台は、山手線に投入された。従来のE231系500番台は老朽化が進んでいたわけではないが、東京の大動脈のイメージアップを目指してE235系に置き換えることとし、山手線を追い出されたE231系500番台は中央総武緩行線へ転出、中央総武緩行線で活躍していた209系500番台とE231系0番台は武蔵野線と八高線へ転出、両線の205系(八高線は209系3000番台も)を置き換えるという、500両を超える大規模な玉突き転配が行われた。山手線では、2020年1月にE231系500番台最後の1編成が運用を終え、全列車が本形式に統一された。なお、10号車は、第4・第5編成を除きE231系の6扉車の置き換え用として製造されたサハE231-4600を改造したサハE235-4600が連結されている。この車両は車体がE233系準拠となっており、雨樋や屋根の形状が異なっている。山手線統一後、2020年6月からは横須賀線・総武快速線のE217系の置き換え用として近郊型1000番台が製造されている。近郊型といっても基本編成にグリーン車が2両連結されているだけで、他の車両は0番台と同一で、普通車は全車ロングシートとなっている。基本編成はE217系の4M7T編成に対し、6M5T編成に強化されている(付属編成はどちらも2M2T)。今後、E217系全編成が置き換えられる予定となっている。
モハE234-39 |
山手線内回り |
品川→秋葉原 |
80km/h |
'19.8.13収録 |
GoPro HERO 7 Black+SP-TFB-2 |
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